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第80回 高血圧(4月17日)

第80回健康塾を開催しました。

 今回は「高血圧」をテーマに医師・管理栄養士・理学療法士より講話や実践をしました。

 医師からは、高血圧についてのお話がありました。高血圧は特徴的な症状が無く「サイレントキラー」とよばれ、進行すると脳、心臓、腎臓など大切な臓器に影響し、循環器死亡の最大の危険因子といわれるそうです。血圧は診察時に測定しますが、家庭血圧が高いと心臓病や脳卒中のリスクが高いといわれ、家庭では高いのに病院では低く出る「仮面性高血圧」の方も注意が必要とのことでした。家庭血圧を継続的に測定・記録することは大切だそうです。また、タオルを使った「ハンドグリップ法」の実践がありました。血圧降下に効果的で巻いたタオルを握る/緩めるを繰り返す方法でした。

 管理栄養士からは塩分チェックを行い、塩分の多い食品をよく食べるか振り返ってもらいました。高血圧予防の塩分目標は1日6gです。めん類には1杯あたり5-6gの塩分が含まれるという説明にみなさん驚かれていました。汁を半分残すことからでも減塩できます。まずは自分の塩分摂取傾向を知り、1グラムから塩分を減らすようにとのことでした。

 理学療法士はセラバンドを使った体操で、医師のハンドグリップ法を応用し、全身を使って力を入れたり緩めたりする体操でした。参加者の方々も熱心に取り組まれました。

 

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