第79回 骨粗しょう症(3月20日)
第79回健康塾を開催しました。
今回は「骨粗しょう症」をテーマに開催し、30名を超える方々がご参加くださいました。
医師からは、骨粗しょう症についてお話がありました。骨粗しょう症とは骨がもろくなり、つまづいて転んだような少しの衝撃で骨折しやすくなる病気です。骨粗しょう症による骨折が起こりやすい部位は、背骨、太ももの付け根、手首で、特に太ももの付け根の骨折は、介護が必要となる原因の1つとなるとのことです。また、骨粗しょう症などの骨や関節の病気は、バランス能力の低下、筋力の低下によって引き起こされる「ロコモティブシンドローム」とも関係があるそうです。横断歩道を青信号のうちに渡り切れるかなどのチェックも紹介されました。骨粗しょう症には食事や運動も大切です。カルシウム豊富な食材や、吸収を高めるビタミンDなども意識して摂ることがポイントでした。
理学療法士からは転ばない体をつくるために、骨を強くする運動やバランスを高める運動が紹介されました。どれも簡単に始められるもので、皆さん熱心に取り組まれました。
健康運動指導士による運動は、タオルを使った体操でした。懐かしい音楽に合わせて、上半身を中心に動かしました。家にあるタオルでいつもと違う使い方をすることでとてもいい運動になりました。