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第89回 出張健康塾(2月19日)

第89回 出張健康塾

 今回の健康塾は、いつも病院へ出向いていただいているので一度こちらから出張しよう!という企画で、町内の区へ出張健康塾に出ました。

 会場の公民館には19名が集まっておられ、順に血圧を測りました。みなさん慣れた場所のためか和やかに測定できました。

 まず、医師の講義があり、肺炎や認知症、8020運動と呼ばれる歯の話など、多岐にわたる内容を聞きました。なかでも『パタカラ体操』は誤嚥を予防する体操で、パ・タ・カ・ラと発声することで舌や口のいろんな動きができるので食事の前に『パタカラ』と言うとよいとのことです。簡単なのですぐできそうです。

 また、以前健康塾でも行った認知症のテスト『きつね・はとテスト』も行いました。「きつね」は出来ても「はと」はまごつく方もおられましたが、良い刺激になったようでした。

 管理栄養士からは「おいしく食べて元気に過ごそう」をテーマに、自分に合った食事量をバランスよく食べることが主な内容でした。減塩の話では実際の食品塩分量をスライドで示されると、1日目安の6gはすぐに超えてしまうとわかってみなさん愕然とされていました。「調味料はかけるよりつける」「野菜は1日に両手3杯分」など具体的な話が聞けたのでイメージしやすかったようです。

 理学療法士からはチューブ体操の紹介でした。会場スペースの関係であまりたくさんの動きはできませんでしたが、ゴムチューブを使って太ももの筋肉を鍛える運動などを教わりました。チューブは参加された方へお渡ししたので、ご自宅でも活用していただけたらと思います。

 初めて地域に出向いて出張型の健康塾を行いましたが、普段病院まで足を運びにくい方にも健康情報をお伝えすることができ、とても喜んでいただけたようでした。今後も出張健康塾を通して、より多くの地域の方に関心を持ってもらえたらと思います。

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