骨密度測定検査 Q&A
骨密度測定検査を受けられる方へ
Q)この検査で何がわかります?
骨の強さがわかります。骨塩量の値を測ることで年齢、性別に応じた骨の密度を計測します。
Q)着衣は着たままで検査できますか?
当院では、前腕部(手首付近)を測定対象部位としているので着たままでも大丈夫です。前腕部に腕時計やアクセサリーなどがあれば外していただきます。
Q)検査時間はどのくらいかかりますか?
撮影室に入室してから撮影が終わるまで10分程度です。測定自体は10秒程度です。
Q)右腕と左腕とどちらを検査しますか?
利き手は反対の腕よりも丈夫になりやすく測定値が高い傾向にあるので、利き手と反対側の前腕部を測定します。ただし、骨折や手術歴などがある場合は、正常部位と比べて骨密度が変わってしまいますので。骨折、手術歴のない側の前腕部を測定します。
Q)造影CT検査後に検査しても大丈夫ですか?
造影CT直後では測定値が高めにでる可能性があります。緊急性が求められる検査ではないので、日を改めて検査を行います。
Q)測定結果は、他院、他の検査と比較できますか?
測定部位の違い、また同じ測定部位であっても測定法の違いなどにより測定結果が異なる場合があります。できるだけ、同じ施設で定期的に検査することをお勧めします。
Q)検査結果がの数値が低いとすぐに骨折しますか?
数値が低いということは骨の密度が低くなっているということなので骨折しやすくなります。ただし、低いと必ず骨折するわけではありませんし、高ければ骨折しないわけではありません。食事や運動、嗜好品の制限など日常生活の注意点について主治医とご相談ください。