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その12 大分で「人生会議」研修会

[2019.12.16]

 

 

 

 

 

 

 

  12月13日、大分県国東(くにさき)市民病院のスタッフにより全国国保診療施設協議会が主催する「人生会議(ACP)」普及推進のモデル事業が行われました。事業の委員として現地視察にお邪魔しました。人生会議については「ブログ その8」でご紹介したので初めてお聞きになる方はぜひご覧ください。80人を超える多職種の参加があり、地域で関心の高いことがわかりました。シナリオをもとに介護が必要となる高齢者、その家族、介護スタッフなどに配役を割り振り、人生会議のロールプレイ(疑似体験)が行われました。家族や多職種でこれからの生き方をどのようにその人らしく支えていくかの話し合いです。皆さん1回目は何を話したらいいのか戸惑いが見られましたが、講義のあと2回目のロールプレイではより深い話し合いが出来たようでした。

 元気なうちに将来や終末期のことを話し合うことはまだまだ一般的ではありません。医療や介護関係者の中でもまだ取り組みは始まったばかりです。普段から家族や関わりの深い人たちとの間で自分の生き方を考える文化を育てることがこの事業の目的です。これから年末年始ご家族で集まる方も多いでしょう。どんな風に生きていきたいかちょっと話してみませんか?

 その日はお隣の杵築市に泊まって翌日は城下町の風情を味わって帰ってきました。写真は「酢屋の坂」。時代劇やTVドラマにも時々出てくる有名な坂だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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