いくら夏とはいえ、日中は外へ出ると息苦しくなるほどの暑さです。皆様、エアコンと水分は忘れずに。私はこの1週間で二つの祭りをはしごしました。7月20日は伝統ある「しがらき火まつり」。江戸時代以前よりつづくと伝えられ、「 陶器づくりに欠かせない火 」、 「 生活や文化に欠かせない火 」への感謝と火に関わる安全を願って行われるお祭りだそうです。
　新宮神社からいただいた種火を松明に灯し、700人近い参加者が松明をもって愛宕山山頂の神社（愛宕・秋葉神社、陶器神社）に奉納します。夜の山道に続く松明の行列は壮観です。今年は私も久しぶりに松明を担いで仲間と上がりました（写真中央）。若い時よりはさすがにくたびれ気味でしたが充実感は大でした。奉納のあいだ鳴りやまない紫香楽太鼓・炎の演奏もすばらしかったです。どなたでも参加できるので来年は皆様も松明奉納してみてはいかがですか？信楽中央病院インスタグラムの投稿も併せてご覧ください。

　次は7月25日、日本三大祭りの一つ大阪の「天神祭」です。こちらも平安時代中期から続くという歴史あるお祭りです。夜の大川を船で移動しながら船と船がすれ違うと「大阪じめ」でエール交換。川の両岸で花火が打ち上げられ夏を満喫しました。皆さんの熱気で新型コロナが増えて第11波が来そうなことなど忘れてしまいそうでした。二つの夏祭りに参加して気分が高揚しました。世界ではパリオリンピックが始まりました。様々なイベントから夏を乗り切る元気をもらいたいものです。