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その19 「麒麟」が終わった

[2021.02.07]

                        坂本城址        明智光秀像       明智一族の菩提寺 西教寺 

 NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」が今日最終回を迎えました。安土城、坂本城、比叡山など滋賀県が舞台になることも多く毎回楽しみに観ていました。これまで主君を討った武将という悪役イメージが強かった光秀ですが、ドラマとは言えこれまでにない新しい切り口で楽しませてもらいました。「本能寺の変」がどうして起きたのか。永遠のミステリーであってほしい気がします。歴史を学ぶには先入観を持たず色々な視点を持つことが大切ですね。

 新型コロナ感染症の流行がなければ多くの人がドラマゆかりの地を訪れ、滋賀県をより知ってもらうことが出来たのに残念でなりません。私はドラマが始まってからロードバイクで光秀ゆかりの地をあちこち走りました。安土城、坂本城は今は跡だけですが、坂本湖岸の公園には光秀像が立っています。ちょっと長谷川博己さんとはイメージの異なる光秀像ですが。明智一族の菩提寺西教寺は坂の上で登りはかなりきつかったです。また光秀は武将というだけでなく医薬にも詳しかったと言われています。2014年に熊本で見つかった「針薬方」には光秀が伝えた「セヰソ(せいそ)散」という傷に塗る薬の処方が書かれていました。芭蕉の葉や山桃などを使うそうです。

 麒麟は仁徳のある王者が平穏に世を治めた時だけにやってくるとか。新型コロナが落ち着いた時にも現れるのでしょうか?

 

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